大学とはなんだ？

 大学生活1ヶ月半を過ぎただけだが、大学とは何をするところかわからなくなってきた。大学とはなんすか？僕の大学は就職率が高い。しかし、就職率が高いとはいえ大企業となると、就職するのは就職率とは関係なしに格段に難しい。

 大企業に勤めることができたら幸せになることができる！というのは理想にすぎない。というのは大学生の僕の偏見である。理由として、以前三○電機の社員が過労死したという事件を見て、こんな有名で大きく、高給といった印象のある企業でも、幸せとは裏腹に不幸な人生を送る人がいるという事実を知ったからだ。

 かといって僕はニールになるわけではないし、なりたいとも思わない。本当の幸せがどこにあるのかがまだわからないだけだ。結婚するのが本当の幸せ？お金持ちなるのか本当の幸せ？答えは分からない。

 バイト帰りに食べる食事は普通に食べる食事とは全然違う。その度に幸せを感じる。僕はバイトという社会しか経験したことがないが、本当の幸せとは大企業に就職する、結婚するなど、人生において大きな行事の中にあるものではなく、疲れた後の食事のように、身近にあるちょっとした楽しいや嬉しいことの積み重ねが本当の幸せなのではないかと思う。しかも、ちょっとしたことで幸せを感じることにより、人生はもっと楽しくなると思う。ただしこれも僕の偏見であり、幸せの感じ方は人それぞれである。

 そう踏まえた上で、大学とはなんだ？と考えた時に幸せとは何かを考える時間を大学は私たちに与えていると同時に大学は私たちに社会の辛さを教えているかもしれないと考えた。

 僕は今あまり幸せと感じると思うことが少ないと思う。だから大学特有の自由な時間を有効活用し、将来本当の幸せを手に入れる術を知りたい。